2009年10月19日月曜日

中秋の名月

毎回時期をはずしてしまいますが、今回も投稿が遅れてしまいました。

10月3日は中秋の名月ということで、京都では様々なところで鑑月の催しがありました。その中で私が行ったのは、大覚寺。

この間から嵯峨野が気に入っていたからということと、
大覚寺の大沢の池は9世紀初め嵯峨天皇が観月の舟遊びをしたことで知られる、月見の名所中の名所だからでもあります。
こうした歴史の深さはやはり京都ならでは。
(右の写真の赤い光はその舟の提灯。音もなく、ゆっくりとすべるその舟の歩みに、妙に感心してしまいました)

しかしそれは当然、人が多くなるということで、前回の広沢の池でのような、静かで趣のある観月とはいきませんでした。

それでも、冴え冴えとした月の光と、
衣服の外から伝わってくる冷たい夜の空気に、
秋の深まりを感じた晩でした。


また、以前も書いた北嵯峨の田園風景に上り始めた月は、
大覚寺に至る前で人気もなく、
昔の日本の風景を留めているようで、
素朴な美しさを漂わせていました。

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