2009年8月1日土曜日

空の音 梅雨明け前

今年の梅雨は長い。
8月に入った今日もまだ、
抜けるような夏の青空は広がらない。

梅雨の後半にはよく雷雨があるけれど、
それが長引いているせいか、
この2,3週間ほどそれが続いている。

雷鳴がとどろき、閃光が走り、
その後に辺りを白くけぶらせるような激しい雨がやってくる。

この間は、その雷鳴が空の一部分だけでなく全体から聞こえ、
遠い向こうのほうから、頭上を抜け、彼方のほうへと何度も移動していった。
その低く、深く、大きな音の振動が動いてゆく様は、
とてつもなく大きな龍が、ゆっくりとその巨体を動かしているようにも思えた。

雷神というと、尾形光琳のあの姿を思い浮かべるが、
龍は水の神とされ、日照りの際には雨乞いをしたものである。
その啼き声によって雷雲や嵐を呼ぶとされるというから、
私の上のイメージは、素直にそれに従っているといえる。

こんなことを思わせてくれる雷雨や夕立は
子どもの頃から大好きだけれど、
さすがにもう今年は十分。

早く梅雨明けしてほしいものである。

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