2009年7月19日日曜日

夏の夕暮れ

ある日の午後、
梅雨で雲に覆われていた空が
いつの間にか晴れ渡り、
うすい青色が広がっていた。

夏の夕暮れの始まりを告げるような、こんな空を見ると、
心がはやって、外に行きたくなる。

すると期待通り、
ずいぶん傾いた太陽の、金色の透明な光が、
横から木々を照らし、きらきらとした光が周りにあふれている。

鴨川の川辺に腰を下ろすと、
すこしさわやかになった空気の中で、
対岸の木々の緑があざやかに輝き、
光や空の色が次第に色づいてゆくのが見れる。

京都にいるときは、こうして夏の夕暮れを楽しむことができる。
町に川が流れているのは、やはり心地がいい。

故郷の岐阜にも清流・長良川があるけれど、
家からは山で隔たれているし、
鴨川よりも大きな川なので、気軽に川辺に行くこともできない。

そのかわり岐阜では、家の中から、
庭にあふれるほど繁茂した木々や草々を眺め、
その濃い緑がオレンジ色に染まるのをみたり、
空がうすいピンク色に変っていくのをみたりすることができる。

夏は太陽の光が強い分、全ての色が濃く映える。
それだけに夕方には、色があざやかに移り変わってゆく。
結局どこにいても、夏の晴れた日の夕暮れは
快いスペクタクルである。

0 件のコメント:

コメントを投稿